逃避は更なる逃避を生む
文章は、今のその人そのものが現れ出ます。
その文章の裏側にあるその人物の中に入り込みながら、対話を進めていきます。
自分一人の思考範囲だと同じところをグルグルと回り、そのループからなかなか抜け出せなかったりします。そこに疑問を投げかけて新しい方向性に導く手法です。
結論だけ述べられるよりも、対話型の方が俄然感覚的に感じ取ることが適います。
想像力を働かせ、その文章を通じて、その人物の中に入っていくのです。
するとそれは、〈自分とその対象物〉という隔たりのある関係性ではなく、
〈我が事〉として体感できる生き生きとしたものとなるのです。
そのように読むことによって、あなたはそのことを体験した時と同じ臨場感が生まれます。
その代わり、その文章に入っていかなければ、臨場感は得られないので、
想像力が働かずつまらないかもしれません。
その文章を体験することによって、俳優にとって最も大切な、「転移力」「共感性」を育むことにもつながります。登場人物と一体になってイメージしながら読んでみてください。
いつの間にかあなたの想像力は高まっていることでしょう。
以下は、対話後の結論のみの抜粋ですので対話の醍醐味はありません。
今後は対話そのものを掲載していきますので比較してみてください。
対話より、抜粋//
あなたの言う、今起こっていることから「逃避する」とは、
それが自分にとって認めたくない・から逃避するのですよね?
(自分の中にある「認めたくない自分」を認めないようにするために逃避する)
そこを見つめないで、他の事で散らしてしまう自分を問題視しているのですよね?
しかしその逃避の中には依然として「認めたくない自分」が共存しているんですよ。
するとそのことは、一時そこから逃れられただけであって、
またそこから逃避するために、更なる逃避する何かが必要になってくるのですよ。
で、逃避のループに嵌っていく・・それはトラップです。
すると混乱が始まり、自分を責めることで(または相手を否定することで)
何とか落とし前をつけようとするのです。
自分を責めるのが一番手っ取り早い落とし前の付け方で、
しかも実は落とし前がついていない。
”これだけ自分を責めたからいいだろう”という免罪符にすぎない。
自分を責めることは、怠け者のすることです。
自分を責めればエネルギーレベルはどんどん下がります。
うつ病発生法・のひとつでもあります。
でね、逃げたっていいんですよ。
私なんて逃げどうしですよ。(笑)
逃げていると自分が知っていることが重要です。
知っていて逃げるんですよ。
そして逃げた自分を認めるんですよ。
ああ、逃げてるな・って。
しゃあないな、これが今の自分だ。
このことが認められない自分なんだ。
そうすれば認められない自分から逃げ回ることはなくなります。
今の自分の事実、あるがままを認めることです。
しょうもない自分を認めたことは、今のあなたの真実を認めたことです。
真実は、次なる真実を生みます。
偽りは更なる偽りを生みます。
トラップに気付きましょう。」」@皆川
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「目には目を 歯には歯を」での対話ですので安心してください。
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